フランス語の条件法
条件法現在
語幹は、単純未来の語幹と同じです。
語尾は、単純未来の語尾の一部である (e)r と直説法半過去の語尾とをくっつけたものです。
言い換えると、単純未来の前半部分と直説法半過去の後半部分をくっつけると、条件法現在になります。
条件法は、歴史的に最も古くからある用法は時制の一致による「過去における未来」ですが、形の上でも、条件法は単純未来と半過去を組み合わせた形になっているわけです。
je の活用は、末尾の s を省くと単純未来になります。 s がなければ単純未来、 s があれば条件法現在です。しかも、もともと末尾の s は発音しませんから、 s があってもなくても発音は(ほぼ)同じになります。
条件法の意味・用法については、文法編の「条件法・接続法」を参照してください。
【カタカナ発音】
donner (与える、ドネ):「ジュ ドンヌレ、チュ ドンヌレ、イル ドンヌレ、ヌー ドンヌリオン、ヴー ドンヌリエ、イル ドンヌレ」
finir (終わる・終える、フィニール):「ジュ フィニレ、チュ フィニレ、イル フィニレ、ヌー フィニリオン、ヴー フィニリエ、イル フィニレ」
avoir (持っている、アヴォワール):「ジョレ、チュ オレ、イ ロレ、ヌー ゾリオン、ヴー ゾリエ、イル ゾレ」
être (~である、エートル):「ジュ スレ、チュ スレ、イル スレ、ヌー スリオン、ヴー スリエ、イル スレ」
faire (する):「ジュ フレ、チュ フレ、イル フレ、ヌー フリオン、ヴー フリエ、イル フレ」
pouvoir (~できる、プーヴォワール):「ジュ プーレ、チュ プーレ、イル プーレ、ヌー プーリオン、ヴー プーリエ、イル プーレ」
vouloir (~したい、ヴーロワール):「ジュ ヴードレ、チュ ヴードレ、イル ヴードレ、ヌー ヴードリオン、ヴー ヴードリエ、イル ヴードレ」
devoir (~しなければならない、ドゥヴォワール):「ジュ ドゥヴレ、チュ ドゥヴレ、イル ドゥヴレ、ヌー ドゥヴリオン、ヴー ドゥヴリエ、イル ドゥヴレ」
savoir (知っている、サヴォワール):「ジュ ソレ、チュ ソレ、イル ソレ、ヌー ソリオン、ヴー ソリエ、イル ソレ」
t:8 y:8
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